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思い出に変わってゆく君を
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作詞 天愛羅 |
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半端ないくらいの偶然の中で
あの日 僕らは出会った
「運命」なんて 信じるようなタチじゃないけれど
あの瞬間と あの瞬間
そんな一瞬一瞬の中で変わりゆく未来は
現実にならなければ
誰にもわからないことだけれど
僕の中で 君と出会うことのない運命は
きっと必要なんかじゃなかったんだ
・・・だから
数え切れないほどの「ありがとう」と
もう二度と口にすることはない「愛してる」を
君の背に手を振りながら 想うよ
思い出に変わっていく君を
こんなにも苦しくて
こんなにも悲しいのに
こんなにも君を想う
こんなにも切なくて
こんなにも儚いのに
君と歩いてきたこの日々が
色あせて消えていくことはきっとない
そう今ここで 誓える気がした
今 君を愛すること
今 君を守ること
今 君を抱きしめること
それが今では
過去 君を愛した
過去 君を守ろうとしていた
過去 君を抱きしめていた
君が思い出に変わっていく
今ならきっと
あのころは素直にいえなかったたくさんの言葉が
溢れ出して 伝えられる気がするのに
上手くいかないね
求めるものはいつもそう もう遠くて
目の前にある「大切なモノ」にいつも気づけないでいる僕は
跪いて 泣いているだけ
思い出に変わっていく君を
もう後戻りはできないけれど
僕の中から 君が消えることはないよ
悲しくて 苦しくて
切なくて 儚いけれど
楽しくて 嬉しくて
愛しくて 恋しいから
思い出に変わってゆく君に
「ありがとう」今ここで
君に伝える
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