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いつかまたこの場所で〜卒業〜
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作詞 天愛羅 |
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進みなれた道
笑いながら歩いた日々も
泣きながら歩いた日々も
けして忘れることはないよね
繰り返され続ける 偶然の中で
どれ程の軌跡に 出会ってきたんだろう
同じクラス 隣の席
同じ委員会 同じクラブ
ほのかに香る 木造作りのこの校舎で
手を取り合って歩んで来た日々は
もう二度と 繰り返されることはないけれど
いつかまた この場所で
あんなにも楽しかった日々を
あんなにも苦しかった日々を
「出会い」という たくさんの偶然の中で
生まれた軌跡を共にしたこの「ミンナ」と
笑いながら 思い出に変えていけるといい
これからは 当たり前のように
時を同じくしていたミンナが
別々の道を歩き始める
なんだかどうしようもなく
寂しいけれど
きっとそれぞれが思い描いていることは
当たり前のように 違っていて
だけどただ一つ
帰り道はミンナ 同じなんだと思うから
寂しくないよね
泪をぬぐう
それぞれの道の先で
きっとそれぞれがまた違う自分に変わっていくだろう
だけど
どうしようもなく悲しくて
どうしようもなく苦しくなったときは
またこの場所に くればいいよ
きっとこれからもずっと
この場所だけは
何も変わらずにいてくれると思うから
支えあってきた仲間も
一つになってきた仲間も
この先の道で立ち尽くす誰かに
気づくことはできないかもしれない
でもね
変わらないこの場所で
あの頃のミンナが
変わらないミンナが
ちゃんと笑ってくれると思う
いつかまたこの場所で
笑おうね ケンカしようね
先生怒ってね
「ありがとう」
最期にただそういった
「ありがとう」と
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