|
|
|
Eternity〜 あの星は君〜
|
作詞 天愛羅 |
|
「ばぁか」「うるさいなぁ」
笑いながら叱ってくれた君
もう今は 思い返す日々の中にしかないね
どうして?
誰に問いかけても その答えが見つかることはないよね
今ね あたし泣いてるんだよ
黙って優しく抱きしめてよ
あの頃の君 今はもう陰も形もない
君は今どこにいるの? 笑ってる?
どんなに泣き叫んでも
君はもう どこにもいないのに
手を伸ばしても 届くはずもないのに
必死にもがいて 崩れていく自分がいた
こんなことをしてるって君が知ったら
きっとすごく 悲しむだろうな
だからどうしようもなく 君が恋しくなるときは
泪をこらえて 空を見上げる
笑って見せた
君も笑ってくれてるかな?
君にはわかるのに
あたしには教えてくれないんだね
ずるいよ
最期の電話 君の声
今でもどこかの風になって 聞こえてくるんだよ
幻聴?
でもね 君があたしに
何かを伝えてくれようとしている気がするから
瞳を閉じて 聞き入ってみる
なんだか温かくて 愛しくて
後悔ばかりがよみがえる
ケンカばかりを繰り返し
あたしはすねてばかりいた
君が「ごめんね」そう応える電話に
きまってあたしは途中で電話をきった
しばらくして 玄関のチャイムが鳴って
下を向いて立っている君が
あたしを抱きしめてくれた
あの瞬間が好き
あの日もまた 何も変わらない同じ日だった
そのはずだったのに
玄関のチャイムを鳴らして
立っていたのは 君じゃなかった
「ごめんね」そういった君
それっきりの君
あたしを抱きしめにいったまま
君は道を間違えて
空に この無限の空にね
いつの間にか上ってしまっていた
ねぇ神様?
こんな出会いがなかったら
大切なあの人を 自分のせいで
失わずにすんだのかな
それなら初めから
愛し合うことを拒んでくれればよかったのに
そうすれば君を
星に変えてしまう魔法は 消えるはずだったのに
後悔? 悲しみ?
泪がとめどなく頬を伝う
笑って叱ってくれる君
優しく抱きしめてくれる君
そっとキスをしてくれる君
照れ屋さんの君
君はもう いないんだね
こんなにも苦しいけど
こんなにも悔しいけど
こんなにも悲しいけど
どうしようもなく 君が恋しくなったときは
泪をこらえて 空を見上げる
君へと続く この空を
ねぇ星が綺麗だよ
こんなにも数多くの星の中
一番輝く星があった
きっとあれが君なんだよね
なんの根拠もないけど 想ったんだ
不思議だね 愛の力かな
君は今 笑っていますか
|
|
|