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君を愛していては駄目ですか?
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作詞 天愛羅 |
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君からしてみれば
醜くて 鬱陶しくて
そこらの女と なんら変わりはないのかもしれない
誕生日には たくさんの人から
「おめでとう」を貰って
バレンタインには 靴箱をはち切れそうなくらい
チョコレートでいっぱいにして
すました顔で歩いていく君
今日 廊下でどれくらいの女の子と
すれ違いましたか? 話しましたか?
きっと君は憶えていないよね
でもね 肩がそっと触れたあの瞬間を
あたしは今でも 忘れられずにいる
君の体温 幽かだけど 君の香り
何度君に 「スキだよ」そう書いた手紙を送っても
あの山積みのラブレターの中に
消えていくこと判ってるから
今もまだ 伝えられずにいる
あたしの想いは ここで途切れたまま
君へと繋ぐ その勇気がないの
君の香りはライオンハート
君の口癖 君の声
あたしは君でいっぱいいっぱい
でもね そう考えると
無性に悲しくなる
君はあたしの香りを知ってる?
あたしの口癖も あたしの声も
そう全部 知っているわけがない
君の瞳に あたしは存在しないのに
あたしの瞳は 君でいっぱいで
君を愛していては駄目ですか?
愛する人に愛されたい
君の手を あたしの手に
君の時間にあたしを雑ぜて?
そんなの高望みだよね
判ってる 判ってるんだ
でもね あたしは君に恋をしてしまったから
神様が無条件に与えた愛を
あたしは君に決めたの
君を愛していては駄目ですか?
君を愛していては駄目ですか?
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