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最後のユビキリ
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作詞 天愛羅 |
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人は日々変わっていくもので
同じ気持ちで 同じ場所で
生き続けることなど けしてできない
それはきっと
どんなに悔やんでも 悲しんでも
誰にも変えることのできない運命で
結局は仕方のないことなのかもしれない
あの日の時間は
もうここには存在しない
そしてそう 君の姿も
「ありがとう」とか
「ごめんなさい」とか
そんなありきたりの言葉が
この一瞬一瞬には 特別なことで
今日と明日 そして明後日も
一緒にいようね そんな約束なんだと思う
あの日君と交わした
―最後のユビキリ―
「これからもずっと・・・」
なんて言葉をいくつも並べて
君は去っていった
あの日からもう何度目の冬が来たんだろう
愛しくて でも虚しくて
どうしようもないこの気持ちを
誰に打ち明ければいいの?
伝えたい君に
だけどもう君はいないじゃない
どんなに愛し合っても 想いあっても
その先に見える未来など
誰にも想定できることじゃない
最後のユビキリ
交わした約束は なんの証だったの?
愛の証? 束縛の証?
「これからもずっと・・・」
そんな言葉をいくつも並べて
君は去っていった
足元に降り積もる雪が
あたしの体温を下げていく
ねぇ 君は今何処にいるの?
ねぇ 君と交わしたあの約束
今はもう この雪の下
最後のユビキリ
君との約束
今でも小指が
君の体温を憶えているの
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