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愛しい人へ
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作詞 天愛羅 |
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萎れた花に水をやり 腐った街に笑いかけ
そんな器用なことはできないかもしれない
今までだってそうだった そして多分これからもそう
おまえの泪を拭いてやることは もう俺にはできないんだ
そして おまえを笑わすことも 当然守ることも
今までとはもう なにもかも違うよ
だけどただ おまえと過ごした一瞬一瞬が
俺の中から 消えることはけしてないだろう
これからもずっと そう永遠に
萎れた花に水をやり 腐った街に笑いかけ
そんな器用なことはできないかもしれない
泪のわけを知ることも許されない
だけどただ おまえの泪の後を乾かす風にはなれるかもしんねぇな
おまえが最高の笑顔で
「幸せ」だとそう言える事が
俺にとっての最期の我が儘なんだ
聞いてくれよ もう泣くななんて言わないから
萎れた花に水をやり 腐った街に笑いかけ
そんな器用なことはできないかもしれない
この手がまだ憶えてるんだ
おまえの泪も 体温も 忘れなくちゃなぁ前に進めねぇや
寂しいけど 言わない
悔しいけど 言わない
笑え
そうおまえに言い残す
愛しい人へ
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