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合ワセ鏡
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作詞 紋白蝶 |
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私は永久を知ってるわ
こんなに近くにあって
誰にも手の届かないところにあるの
人の思いなんてものじゃない
人の生み出したものじゃない
人の手によって創られながら
人が望んで生み出していない
触れることなき永久というモノは
狂わせる狂気を持ちはしない
“永遠”に挟まれれば
私は私を見失うのよ
だって本当に大切なものは
永遠の中にあるわけじゃないの
誰の手にも届くところにあるのに
人はみなそれを求めているの?
人はみなそれを探しているの?
人が生み出したもののはずが
手の届かない場所へある
ホラ永久の中じゃ自分が見えない
人ははっきり映るけれど
“永遠”という副産物は
見えるだけで誰の手も触れさせないの
届かないものを空想の中に求めて
誰もが永遠なんて夢を見る
宝石でもお金デモ無いのに
こんなにも人は求めるの
手を伸ばせば私が触れる
涙を流せば涙を流し
冷たい頬に唇を寄せれば
悲しい女性(ひと)が私を見つめる
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