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咲かせ華
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作詞 紋白蝶 |
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ホラ今宵も人は踊り廻る
赤い星に見下ろされる気分はどう?
破壊の星破滅の星破天荒な星
その下で人は狂い叫ぶ
助けて
手を伸ばしても星には届かない
救って
どんなに叫んでも聞き入れない
救済を
この瞳に写すことすら困難なのに
狂り狂り狂乱の世に
生まれた性は人の道
乱舞せよ
人はそのためにある
美しく散らすその命にこそ価値がある
肢体の周りに赤い華を散らして
その隣で人は喜び手をとる
行かないで
手を伸ばしても星は消えさる
ここにいて
叫んだとしても星は聞かない
そばにいて
この姿のままでいることがなんと困難なことか
廻り廻った人の運命
人の道は果てなく続く
輪廻のリングに組まれた命
美しく散らすことが
人の性人の命
そのためにあるモノを
どうして人は惰性に生きる
散らせ散らせ命の華を
咲かせよ一片(ひとひら)誰かのために
廻れ廻る人の運命
続く道が見えなくとも
確かにそこにある人の性
組み込まれた命に当ては無い
廻れ廻れ人のために
世界が回るその意味を
平等ではない道に幸せを
平ではない運命に幸福を
赤く散らせ
命の華を
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