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千羽鶴
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作詞 最先端技術提供者 |
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手紙には見慣れた字で
貴方から僕への想いの他無い
触れると何故か冷たい
貴方の頬は
雨降る今日の午後煙になってゆくの
小さな千羽の鶴は意味も無く
朽ちて何処かへ
夢の中で見た貴方の最後は
とても虚しく灰色で飾られ
離したくないのに繋がれてた手は
自然に解けて
夢から覚めた僕は何故か
泣いてた・・・
響くは遠く僕の泣き声
雨に紛れて流す
貴方に僕の声は届かない
分かってるのに
何度も何度も何度も叫んだ
空が泣いて僕も泣いて
貴方を忘れる日など来ない
この日は僕に何を齎したのだろう
不幸?悲しみ?苦しみ?
分からない
貴方と過ごした日々は
嘘にはならないくらい
幸せで
このまま時が流れて僕一人が
残されてゆく・・・
響くは遠く君の声
懐かしさに浸る無言の僕
貴方と僕とが出逢えた事
貴方と僕とが離れた事
偽る事など出来ない
もう忘れてしまいたいくらい
辛くて辛くて泣きそうで
ねぇ最後に抱きしめたかった
空に見えた貴方の顔
空に微かに聞こえた君の声・・・
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