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rest
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作詞 米 |
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なあ もう知っているだろう 君の羽は長く飛びすぎた
白い綿を散らかして 今にも地面についてしまう
「毎日前ばかり見ているから撫でる手が見あたらないんだよ」
気が付いているのだろう 構わないよ
僕の肩は君を待っているよ
音のない世界で君がどれだけ声を上げても無駄なことを
僕は知っているのだろう なんて客観視
構わないよ この手はいつでも君を支えるよ
それでもまだ続けるんだね
いつか地面に落ちてしまっても 君はきっと笑っているんだろう
その羽は休むためにあるんじゃないって教えてる
構わないよ 僕はずっと見ているよ
ああ君の羽が羨ましい 目が焼き出されそうなほど眩しい
色のない世界で綿毛が一つ 触れることは出来なかった
僕の手は何かをつかむことなど出来なかった
それに気付いてしまったら 何もかもが恐ろしくなった
声を上げて怯えていたら 君の手が支えてくれた
僕は何も知らなかった なんて自意識過剰
「毎日何かを見ていたら自分だけが見えなくなってた」
気が付きもしなかった 構わないよと
君の肩に涙がおちた
休ませてくれと 手に触れて欲しいと 見つめて欲しいと
ああどうしてだろう 今までわからなかった
本当に欲しがっていたのは 僕自身だった
音のない世界で声が生まれた
色のない世界に涙が落ちた
それらが全部 地面に落ちた僕を見上げた
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