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Mr chainman
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作詞 米 |
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ある荒れた炭坑の街 暗い路地裏 そこは長くいれば命を落とすらしい
恐れる僕は早足でその場を去ろうとする ああ物好きが歌なんか歌ってる
ギター片手に 静かに歌を歌っている
ここがどこだか知らないのか? 早く帰れ 歌なら家でもできるだろう
「何を仰る こんな素晴らしい歌 誰かに聞いてもらわねば」
Mr chainman 黄色い歯を見せて笑う なんだよコイツは馬鹿か
ああでも足が動かない 何故こんな歌に 何故こんな歌に
次の日も足はあの歌を求めていった 彼は相変わらず歌ってた
濁った目 ギターの音だけ響き渡る ああ何を見ているのだろう
彼の目が捕らえるものは 恐らくこの歌だけなのだろう
Mr chainman もう見えぬ目を開いて 満足そうに歌ってる
今日も僕がいることが さぞかし幸せなのだろう
ある日彼は姿を消した 煙のように消えてしまった
Mr chainman どこへ行ったんだ あの歌が聴きたいんだ
Mr chainman わかったよ 埃を被ったギターを連れて
ある荒れた炭坑の街 暗い路地裏 そこは長くいれば命を落とすらしい
恐れる僕は早足でその場を去ろうとする ああ物好きが歌なんか歌ってる
ギター片手に 静かに歌を歌っている とても幸せそうに歌ってる
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