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病人と神の子
作詞 SA!!
「やあ」それが僕等の初めて交わした言葉
状況が分からなくて「・・・やあ」と言った僕
初対面が布団の中 少し遅れて飛び跳ねた
君は誰?って聞いても笑顔で誤魔化された

一向に布団から出ない君にコーヒーを入れた
猫舌だった君は 一口飲んで怒った
落ち着いたと思ったら急に真剣な顔で
“アンタの命はあと少し、どうしたいか言ってみな”

意味が分からない 一つも分からない
君の正体も 今言った事も全て

“私は神の子 ずっと君を見ていた
そしてなんかすごく気になるようになった
なのに君の命はあと少しで
何とかしたくなった まだ見ていたかった”

まだ半信半疑だが君が真剣なのは分かった
信じ難い事ばかりだが信じようと思った
君が布団から出ないのも説明してもらって分かった
この世界で君が存在できるのがそこだけらしい

一ヶ月は早く過ぎた 君は僕の目を見て言った
“アンタの病気は治らない 今のこの世界では
生きていくにはただ一つ 私と一つになること
他に選択肢は無い これは私の望みでもある“

意味が分からない やっぱり分からない
君の考えも 今言った事も全て

“アンタは知らない ずっと私は見ていた
だから今アンタの痛みを知っている
なのにアンタは強がって
私には優しくて それがすごく辛いんだ”

“私は貴方になって
一番近くにずっといる
貴方がずっと笑顔なら
私も笑っていられる
さあ 手を出して”

僕が伸ばした手は 布団を掴んで
思いっきり引っ張って君を追い出した
薄れてゆく君を見て
涙目の君に言った 「ごめん ありがとう」

僕は幸せだった 止まらない時計を見て思った
あんなにしゃべったのも久しぶりだった
消えかかる意識に逆らわず目を閉じた
最後に浮かんだのは 最後に見た君の顔

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 病人と神の子
公開日 2007/05/26
ジャンル ポップス
カテゴリ 恋愛
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