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空に舞う蝉
作詞 トミノ
空に蝉が舞う季節 夏の香り漂う太陽の光
蝉の合唱響く道を歩く僕と君
君は僕の隣で笑ってる 僕も精一杯笑う
君の笑顔を見れる時間が 少なくなってきているから

蝉は一週間しか生きられない 君は可哀想だと言ったけど
あんなに気持ちよく鳴いてるから 蝉は幸せなんじゃない?

だから君も 精一杯笑って見せてよ あの蝉たちのように
蝉があんなに鳴く意味を 君は知っているのだから
君の命が 少しでも彩られるように

日に日に弱ってく君に 僕は励ます事しかできない
君はやつれた顔で でもしっかり笑って
「今までありがとう」そう言ってゆっくり目を閉じた
僕の耳には 蝉の鳴き声しか聴こえなくなった

君は最期の最期まで 精一杯笑ってみせた
目の閉じた君の顔は 静かに微笑んでいた

君との思い出が駆け巡って 溢れ出すのは涙ばかり
でももう泣かないよ 僕は君の分まで生きていくんだ
蝉のように頑張って生きた君のように 強く…

君と一緒に歩いた道を 一人で歩いてく
何だか君が向こうから歩いてくるような気がして
一匹の蝉が 空へ高く高く舞い上がった
あの蝉は もしかして君の所へ行くのかな

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 空に舞う蝉
公開日 2007/08/28
ジャンル ポップス
カテゴリ
コメント 蝉は、この世を一週間しか生きられません。だから、あんなに鳴くんでしょうね。この歌詞は、そんな蝉と人を重ね合わせて作詞しました。
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