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Reminiscence
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作詞 トミノ |
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目を閉じれば 君との楽しかった日々が
何度も何度も 頭の中で思い出されて
だけど たった一つのシーンだけが
ノイズが走って歪んでしまっている
君との思い出は どれも楽しかったものばかりのはずなのに
いつも歪んでしまっているのはこのシーンだけ
微かに 君の姿だけ おぼろげに映っていて
思い出そうとすればするほど ノイズは酷くなっていって
なぜ? なぜこのシーンだけ歪んでしまっている?
回想の中に ひとつだけ開いた大きな穴
もしかして 思い出せないんじゃなく
自分で 思い出したくないのかもしれない
ひらひらと舞い散る 桜の思い出の中で
君はひとり 佇んでいて
君はしっかりと でも悲しそうな笑みを浮かべて
僕に何か 伝えていた
何か必死で伝えているのに 僕にはわからなかった
君は 何を伝えようとしているの?
きっとそれは 大切な事なのに
いつも歪んでいるシーンに もうノイズは走っていなかった
その思い出の中の君は 大粒の涙を流していた
やっとわかったよ 君が伝えようとしていた事
あの思い出は 君との最も悲しかった出来事
君と最後に会った あの日の出来事
思い出したくなかったから いつの間にか歪んでしまっていたんだ
君の泣いている姿 見たくなかったから
時が巡り また君との思い出に浸り出す
二度と歪まないように 心に刻み込みながら
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