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擬似人格
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| 作詞 トモ |
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強がるのは そうしてないと 弱い自分に負けそうだから
弱い自分が大嫌いで こぼれそうになる涙を いつも堪えた
その液体と一緒に 強さとか 誇りとか 流れ落ちてしまう気がして
強がった唄ばかり 唄う 強い自分を演出
かっこつけた唄ばかり 唄う カッコイイ自分を演出
なにもできないクセに なにももってないクセに
強がって かっこつけて そうして出来上がった自分
大人ぶって 言い訳くさくて 作り上げた自分
誰かの真似ばかり
いつのまにかそれが 本当の自分だと 思い込んで
独りでも生きていけるって 勘違いして 家飛び出した夏の日
強がった唄ばかり 唄う 強い自分を演出
かっこつけた唄ばかり 唄う カッコイイ自分を演出
なにもできないクセに なにももってないクセに
勘違いして いきがって 真似事に気付いて 落ちる
始めから 解っていたのに 本当のこと
ただ弱いだけの自分
暗い部屋 独り俯いた 僕の膝に 温かい液体が落ちた
これは何だ？ これは誰のだ？
始めから ずっと 解っていた
大丈夫 僕は まだ 泣ける
誰かの真似ばかりで ただ弱いだけで
強がって かっこつけて 大人ぶってしまうけど
すぐには変わらないけど ちょっと時間が掛かるけど
強がりの自分
まだ涙流せるから まだ忘れたわけじゃないから
「ひとりじゃ生きていけない」 この言葉を このか弱い感覚を
本当に強く言える そんな人間になろうと思う
だからもう少し 見守っていて
それもあの人の ウケウリだけど
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