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ragtime
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作詞 トモ |
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誰かに呼ばれて 隣を足音が通り過ぎて行く
小さな小石につまづいたから
僕は下を見ながら歩くようになった
寂しさなど すぐに忘れられる
そんなもんさ
一人見つめた 真っ黒な地面
影が一つだけ伸びる 誰も呼んでなどくれなくて
誰も支えてなどくれない
誰かに呼ばれて 駆けて行く足跡にまた音が重なる
いつしか顔を上げるのが恐くなった
忘れたものはなんだったろう
忘れたフリを していただけ
覚えているんだ
一人見つめた 真っ黒な地面
長く長く続いていた 空っぽの心から音がする
どうやら涙の落ちる音
一人見つめた 地面の先は
遠く 遠く どこまでも
何かに反射して 輝いた雫
その確かな眩しさが その確かな音が
空っぽの僕に 理由を注ぐ
あの日の僕に この手が 僕の右上で弧を描く
支えられていた
僕の2本の足が 僕自身を
空っぽの僕に注がれた 存在理由
一人見上げた 真っ青な空
手を掲げてみたけど 誰も掴んではくれなくて
誰も選んではくれなくて でも
一人見上げた 真っ青な空
手を掲げてみたら 自分がココに存在しているんだと
信じれる気がした
一人見上げた 真っ青な空
手を掲げてみた ああ
昨日まで選ばれなかった 僕でも
明日を持っている
明日が呼んでいる
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