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ミスターフラッグ
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作詞 トモ |
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裏路地の細い道を 汚れた猫が歩いて行く
空は 遠く狭いけど このぐらいが丁度良い
いつもの場所に いつもの人
地面に深く突き刺した旗 それをただ必死に支える人
みんなが 汚れた俺に 石を投げるんだ
Hey Mr.Flag
あいつらは 汚れた俺なんかより ずっと心が汚いんだ
そう思わないかい?
雨が降ろうが 風が吹こうが いつもの場所に いつもの人
ただ何も言わず ただ静かに微笑んで 今日もそこを守っている
Hey Mr.Flag
アンタは何が目的なんだい?
Hey Mr.Flag
場所を守っているのか 旗を守っているのか
俺には分からないが そんな事より
Hey Mr.Flag
今日も 汚れたあいつらに石を投げられた
Hey Mr.Flag
俺の心は綺麗なままなのに
そう思わないかい?
Hey Mr.Flag
今日は最後に「さよなら」と 微笑んだ
うっすら涙が見えた気がした
Hey Mr.Flag
だから俺は 「さよなら」と 涙こらえて手を振った
今日もいつもの場所へ行く 彼が待つ旗の元へ
だけど だけど
いつもの場所にいつもの人は見当たらなくて
いつもの場所にゆれる旗も見当たらなくて
汚さずに守ってきた心が 汚れて見えた
Hey Mr.Flag
アンタはどこへ行ったんだ?
Hey Mr.Flag
「旅に出たんだ」と 誰かに聞いたけど
Hey Mr.Flag
アンタみたいな変わり者 誰も覚えていちゃくれないだろう
Hey Mr.Flag
だったら俺が 覚えててやろう
Hey Mr.Flag
アンタがここに居た証を
いつもの場所に 汚れた猫が旗を刺す
深く 深く 強く 強く
Hey Mr.Flag
アンタがなんで 旗を立てたか知らないが
Hey Mr.Flag
アンタが生きた証を 俺は守っていくよ
Hey Mr.Flag
アンタがまたここに来たいと願った時 アンタの目印になるように
ラララ...
Hey Mr.Flag
「さよなら」と 涙こらえて手を振るより
「ありがとう」と 涙流して握手を交わそう
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