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背伸び
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作詞 梓 |
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おそろいの キーホルダー
付けたばかりの頃の記憶は
もうすでに 薄れていた
ただ残っているのは
そのとき感じた 嬉しさだけ
あなたが好きでした
あのとき 何があったのか
薄れた記憶を 戻したくて
何度も 何度も あなたと話した
あの頃のことを 聞くわけでもないのに
ただ くだらない話を
もう聞き飽きたよ
「好きだったんだよ」 そんな過去すら
思い出にしたいのに
「わかったって」 嫌な雰囲気を
本当は そんなに 嫌でもないのに
一度手を繋いだら
もう二度と離してはいけないの
どんなに離したくなっても
決して離してはいけないの
たった一度の過ちで
たった一つの運命が
誰かのもとへ行ってしまうから
私は 未だに 見上げてる
あなたのことをいつまでも
背伸びをしても 届かない
でも きっと 気持ちは届いてる
また毎日背伸びをした
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