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梅雨空
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作詞 polca cat. |
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同じような動きで 傘を広げる
どんより 暗い雨の中
ほんとは ひとつの傘に入りたかったけど
そんなことは 許されないって
綺麗過ぎる 君の横顔を見て思う。
毎日 ひとり帰る この駅までの道を
ふたりで歩けるなんて思ってなくて
どうやって 歩けばいいだろう
ちぐはぐな 行進で歩いていく
通り過ぎる自転車に
縮まった距離。
手をつないでもいいのかな?
まだ 早いかな?
気持ちは伝わっていても
ちゃんとした答えを貰っていないからっと
君の手握ろうとした手のひらを
ひとり握り固める。
何かが 僕の心を駆け巡ってて
その声や しぐさや 瞳で
全部 こぼれていきそうになるんだ。
これが 恋って言うならば
愛って どれだけ すごいものなんだろう
父さんと母さんの関係が 愛ならば
そんなに落ち着きたくはないって
まだ僕は思ってしまうよ。
どんより暗い 梅雨空の日。
会話もないまま
たどりついた駅。
逆方向の電車に乗る
きみの姿が
雨つゆに濡れて
きらきらと 輝いて見えた。
そんな 梅雨空の日。
明日は会えなくても
何かがつながってる気がした。
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