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輪廻
作詞 鬼之子
日が月の唇 奪い 貪り いやらしい音を立てる
これ見よがしに 股開き 滴り落ちる水を啜り込む

紅潮した上目遣い 首輪を引いて来るわ
煩悩に犯された 雌犬が「キャン キャン」と鳴き出す

束縛は縄痕(なわあと)を毒々しく腸(はらわた)に住み着き
来る筈だった 時を殺して 求愛は拒絶

懺悔は散華となり 辺り一面に撒き散らす
これ以上 快楽は歓楽の滝に落としてしまえ

積乱の輪廻は恨みの愚論
言うわ 言うわ つまらない事を
偽者が作った極彩色の絨毯を
少年は何食わぬ顔で少女を我物顔で弄(あそ)ぶ
時折 途切れた疑問は精液に消える

至極ていぷを回して 辺り一面 喘ぎ吐息よ
満足な顔で踊る姫は命の雨に酔狂と化す

咲き誇り 儚く 脆い 櫓に灯を点し
炙り出して 女王蜂は悲鳴
少々手荒な真似事 夢現の区別もつかない
誰もいない 夜伽の喘ぎ声 背にして泳ぐ!

女神を犯した 女が「ぴちゃら ぴちゃら」と音を立てる
白が徐々に灰色になり 軈(やが)て黒となる
同性愛 近親相姦 決して許されぬ罰は
神さえも巻き込んで 金切り声で謡う

輪廻された 私の魂は見知らぬ奴の息吹と化す
決して 生きた時には感じる事のない快楽に溺れる
神より 紙に記した神を殺めた理由は
掌返し 落としてしまった それより

『イッショニヲチマショウ!』

後憂は雀の囀り
浅々と笑顔(えみ)を浮かべ 罵りを謳う
兢々と犯される状況下を見下す
極彩色の朧月夜が柩車を呼び

『此ノ雌犬 身ハ爛レテ 虚ロ目ヲシテ 欲シテオルワ』

煩悩の子犬は「ぴちゃら ぴちゃら」と音を立てる
気を失った女は気を失いながらも 唾を出し 喘ぐ
求めて 大樹に群がる 堵列は一生途切れる事はない
待つまではそこで拾った 辻君で補え

世は美人局(つつもたせ) 欲望が無くならないのなら
時折 啾々と泣き喚く あなたの命(めい)を犯してしまえ
宿業が無くなるまで 飲み干せ
神の飲み干し 催す 前非が消えるまで

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 輪廻
公開日 2007/05/18
ジャンル その他
カテゴリ その他
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