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嬲
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作詞 鬼之子 |
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都会の何処かで息を潜めながら 通り魔のような風が通り去って
夜中の散歩道何故か眩しすぎて 目隠しされ 知らぬ間に息絶えた
獣道... 戯れ... 生臭い楔...
欲望... 面影... 淫乱の月明かりは
赤くもルビー色の血を流して
夜明けが死者蘇生の儀式となる
手を繋いで海岸を歩いて見知らぬ人に無理矢理拉致(つれ)られて
近くて遠い国で強姦(まわ)されて 意識のない 弱者の奴隷商売
濡れた瞳... 白濁した顔... 淫らな喘ぎ声...
手足の鎖... 弾き飛んだ... 理性の螺子も
青く澄んだサファイヤ色の涙さえも
出し切った時には錆付いて外せない
嬲り 嫐られて輪姦(まわ)されて 生死かけられて意識はいってる
隠し持っていたナイフは雨に濡れて使い物にならない
意識が戻った時はもういなくなってた
砂丘の真ん中 涸れた体は水も通さない
白く光る真珠色の思い出も虚しく
混乱して 手のつけ様がない
嬲り嫐られて殺されて 廻しまわされさよならよ
夢見心地の要求さえも 死んだ後では意味のない
揺らし揺らされ激しくされて
膣内(なか)に射精(だ)されて 身籠って
掌... 血の色... 処女の涙...
夜はこれから... 意識のないまま
嬲り嫐られて殺されて 恨む怨むにも誰を恨むの?
私を一番愛する人が殺し殺されてまた死ぬのでしょう
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