|
|
|
幸
|
作詞 鬼之子 |
|
踏み切りで轢かれた恋心を持った少女が後ろ髪引かれながら
何を怨むか知らないけど その場凌ぎに逃げる大人達で
雁字搦めの罪を飲み干しましょう
芸夢の様な催しで快楽を欲しがる少年が欲望の空から落ちまして
何を聞きたいか知らないけど その場凌ぎの嘘吐き鬼さんを
無理矢理引き裂いて
さあ後ろを向いて見なさいよ 白頭巾で顔を隠した少女が
ゆっくりと顔を上げて あなたに喋りかけるのよ
「どうしてあの時助けてくれなかったの?」
夜更けの晩に論う鳥達の羽を毟ってしまって
便りなんて来ないのに待ち続ける HAPPY NIGHTMARE
『お星様お願い、出来るだけ、思いを吐かせて』
未練だらけのお空には要求は聞こえない
悲しみの歌 多重音に聞こえているのなら
蜘蛛の糸は赤くて さみしがりや
さあ 後を向いて見なさいよ 今宵是以上無い快楽を
ゆっくりと猛毒を脱ぎ捨ててしまって
縛り上げた恋模様は倦怠期を迎えている
白昼夢のお願い 聞こえやしない罵り
飴色の影法師 雨で消えていく HAPPY NIGHTMARE
『祈り続ける事を無駄だと気付かずに
只々、手を合わせ、思いを空に... 空に...』
夕闇で染まった部屋に白い影がまわる
切なげな表情であなたを見下ろす HAPPY NIGHTMARE
悲しみだけ背負って後は捨ててしまった少女は
幸せを持ってほしいと願い込められて...消えた...
|
|
|