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退屈の花
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作詞 サンガ |
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帰り道 今日も溜め息で呼吸して
「疲れた」が頭を埋め尽くす
調子よく 物事は進んでいるけど
何もかもが僕を苦しめる
昔 咲かせた退屈の花は
今はもう枯れて 見る影もない有様
確か 綺麗な彩りがあって
この暮らしよりは もっと輝いてたけど
例えば そこの花屋で花を買っても
水やる暇もなく すぐに枯らしてしまうだろう
もしくは 僕が全てを投げ出したって
生活できなくて また巻き戻っていくだろう
だからもう諦めるしかないんだろう
信号機 無視してずっと呆けてたい
それすらも 許してくれないよ
そして咲かせた倦怠の花は
皮肉なぐらいに 満開になってたんだ
週末 せめてもの慰めに咲かそう
退屈の花を 充実なんて欲しくはない
祈ろう 照る照る坊主を逆さ吊りに
雨降りますように それが僕に必要なもの
太陽の光なんて少しでいいや
倦怠の花は摘み取ろう
退屈の花を咲かせよう
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