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哺乳類ヒト科
作詞 春月
その昔 遠きチキュウという星に
ヒトと呼ばれる生き物が 生息していたという
その時代 ちょうど気候も穏やかで
恐ろしいほど物静か そして平和だったという

その星は ほんの小さな惑星で
ヒトと呼ばれる微生物の時代もほんのわずかだった
その中で 彼らは脳だけ発達し
実に奇妙な行動を 繰り返していたという

いつかどこかの宇宙人が そんなことを話すかもしれない
所詮誰もが哺乳類ヒト科の奇妙な動物なのだから

どんなに偉い政治家だって
時の流れには逆らえないだろう
どんなに立派な人生だって
広い目で見りゃ一瞬だろう
それなのに僕ら何故こんなにも
必死でもがいているんだろう


その昔 遠きチキュウという星は
ヒトと呼ばれる猛獣に 支配されていたという
生物を喰らい 物体を操り
実に異常なこだわりを 見せ続けていたという

いつか僕らがどこかの星の 教科書に載るかもしれない
所詮誰もが哺乳類ヒト科の危険な猛獣なのだから

どんなに偉い科学者だって
宇宙の広さは測れないだろう
どんなに素敵な幸福だって
必ず終わりが訪れるだろう
その中で僕ら少しくらいは
宇宙に足跡刻んでみたい


所詮恋すら哺乳類ヒト科の繁殖手段に過ぎないのだろうか…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 哺乳類ヒト科
公開日 2007/01/21
ジャンル ロック
カテゴリ 社会問題
コメント 人類の歴史は私の人生なんかよりずっと長くて、地球の歴史は人類の歴史なんかよりずっと長くて、宇宙の歴史は地球の歴史なんかよりずっとずっと長い。そう思うと自分はあまりにちっぽけで、無力で、でも無力なりに生きてる証を刻んでいきたいっていう想いで書きました。
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