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石ころの種
作詞 春月
まだ少年だった日の僕が
種によく似た形の石を
ポケットの中に入れたのは
ちょうどこんな春の日だった

愛の意味も 本当の恋も
人の温もりも知らなくて
ただただ小さな石ころを
大事に大事に育ててた

あなたを愛したあの日から
僕の心は少年のまま
左胸のポケットの中
想いを乗せた石ころは
いつか芽吹いてくれるでしょうか
花咲く日は来るのでしょうか


もう少年ではないはずなのに
種によく似た形の石を
懲りもせずにまた拾い
僕は今日も水をやる

愛の意味も 本当の恋も
分かってきているつもりでも
何度問いかけてみても
その答えはあなただけ

想いに気付いたあの日から
あなた以外愛せない
僕を残して 花を手にして
みんな嬉しそうなのに
あなたも笑っているのでしょうか
その目に僕はいるのでしょうか


左胸のポケットの中
想いを乗せた石ころは
きっと芽吹きはしないけど
花咲くこともないけれど
それでも僕は種と信じて
あなたに愛を注いでる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 石ころの種
公開日 2007/01/29
ジャンル ポップス
カテゴリ 片思い
コメント どんなに愛情注いで、大事に大事に育てたところで、石ころから芽は出ないし、まして花なんて咲くはずもない。分かっていても水をやるのは、それでも愛していたいから。愛することで救われるから。どんな花が咲いてくれるんだろうって考えるだけで笑顔になれるから。愛することが幸せだから。ずっと大事に育ててたら、もしかしたら石ころからだって芽がでるかもしれない・・・って、信じるだけで力になるから。
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