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雨の降る夜には
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| 作詞 春月 |
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殺風景な部屋後にして まだ雪の残るこの町と
大切な季節に手を振った
どんよりと暗いこの空は まるで今にも泣き出しそう
冷たくて強いこの風は 僕を引き止めようとして
人混みの空港立ち尽くす 笑顔を失くした君がいる
最後のぬくもりを抱き寄せた
目を塞ぎたくなる罪悪感 その涙僕のせいだね
僕の肩落ちる雫たち いつのまにか雨と混ざる
ほら、この空も 僕らの別れに涙を流す
切なく濡れた君の瞳に 背を向けるのが辛かった
雨が降る夜には きっと素直になれるから
僕が都会と新たな不幸に 埋もれてしまったとしても
雨が降る夜には きっと君を思い出す
だからどうか君だけは 澄んだその瞳を汚さないで
思い出を胸に抱いたまま 哀しみにサヨナラを告げるよ
小さくなってくあの町に もう帰る家はないけれど
あの場所が故郷と信じてたい
小さな窓から見下ろせば 僕の下に雲が見える
僕の面影とあの雨が 僕の下に降っている
もしこの先にもう一度 会うことがあったなら
お互い胸に何かを抱いて あの日のように笑いたい
雨が降る夜には 君の幸せ願うから
君が僕を忘れてしまっても それはそれで構わない
雨が降る夜には 僕も少し笑えるかな
君が教えてくれたこと もらった愛ずっと忘れない
思い出を胸に抱いたまま 哀しみにサヨナラを告げるよ
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