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初恋をくれた人
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| 作詞 春月 |
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前略 俺に恋を教えてくれた人
貴女は今、幸せですか？
俺なんかのこと 覚えていてくれますか？
そっちはもう雪ですか？
あの頃学ランを着崩してた俺も
今はスーツで働いてます
身長もやっと貴女を越えられて
悪い遊びも辞めました
大人になった俺を今なら
男として見てくれるかな、なんて
未だそんな期待してる俺
貴女きっと笑いますよね
初恋なんて実らないものだと
誰かが言っていたけれど
幼さ故に‶いつか"を信じて
止まないからこそ残酷ですね
前略 俺に愛を教えてくれた人
先日貴女訪ねました
見慣れぬ街に見慣れたワゴン車がポツリ
急に胸が高鳴って
子供でも抱いていたなら諦めつくのに
７年振りの愛し横顔は
皮肉なくらいに変わりなくあの頃のまま
ただ髪だけ伸びていて
もしもこの先に貴女以上
愛する人が現れるのだとしたら
きっと間違いなくその女性(ひと)は
俺の妻となる人でしょう
最愛の人はいつどんな拍子で
２番目になるかもしれない
だけど初恋の人は変わることなく
いつまでも俺の初恋だから
もう一度だけ貴女愛せたら
傷付けずにはいられない
だからいつかまた生まれ変わったら
その時は俺にまた初恋をください
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