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最初に咲く花
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| 作詞 創想屋 詩子 |
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いつだったかな
種を蒔いたんだ
育たずに枯れたっけ
あの花は
何処へ行ったんだろう
色んなことを知ってきた
手を叩けば音が鳴るとか
今となっては
当たり前のことばかり
それを手に入れる度
何かを落っことして
少しずつ忘れていった
いつかふと思い出す
森の中の薄闇も
怖くなかったこと
手を叩けば音が鳴ると
いつも信じていた
最初に咲く花を
覚えていますか
僕らが出会ったことは
当たり前じゃない
いつだったかな
花を枯らしたんだ
水のやり過ぎだったっけ
あの種は
何だったんだろう
色んなものを見てきた
転んだ傷から血が出るとか
今となっては
ほったらかしのままだった
それを重ねる度
何かを失って
失したことさえ忘れた
いつかふと気づくんだ
降り続く雨に
打たれていたこと
傷が痛くて泣いていた
弱虫が格好良かったこと
最初に咲く花を
覚えていますか
僕らが出会ったことは
偶然なんかじゃない
お互いに
手繰り寄せた運命
最初に咲く花
種はもう掌の中
また咲かせようか
僕が僕であった様に
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