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透明少女
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作詞 創想屋 詩子 |
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街のライトが消えかかる 飯も食わずに待とうか
きっと雨はやってくる 雲がまた千切れていった
どうも狭い空との距離 大地にへばりついて
両手をかざし広いですねと カラスの羽音で満たされる静寂
色を付けてあげようか? 丁度ブルーが残ってる
何時まで空を見てるんだい? その内さらわれてしまうよ
透明少女 名前を忘れるな
とれかけてるおそろいのブローチは
真っ赤なエナメルのト音記号
街の景色が溶け始める 水着でも着て待とうか
きっと涙も梅雨に入る その頃にはもう誕生日だね
どうもでしゃばる幻の光 手書き看板で促す警告
両手広げて無心のまま 血は青く赤く流れてる
色を付けてあげようか? 体中に綴った言葉を今
どんな色が好きなんだい? 名もなき色が流行りらしい
透明少女 時には刃物も必要さ
アイツら一人じゃ何も出来ないぜ
バケツいっぱいの君の色をぶちかませ
そうだね透明少女 君にはやっぱり赤が似合う
街のライトが消えかかる コンクリートはあったかいね
役立たずの教科書も 破れば花びらみたいに綺麗でした
どうも狭い僕らの面積 目つきの悪い黒猫は
汚い道路でくたばった 車にひかれてぐちゃぐちゃ
誰か気ずいて下さい
真っ赤なエナメルのト音記号
いつの間にかとれてなくなっていた
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