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電話ボックス
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作詞 創想屋 詩子 |
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俺の逃げ込んだ場所
感染症患者の病室みたい
少し隠れるつもりだった
ねぇ扉はどこだったっけ
お前の罵倒が世界を遠ざける
教室に潜む殺人犯 今日も
その手には見えない血が散乱
俺の逃げ込んだ場所
麻薬乱用者のオリみたい
少し逃げるつもりだった
気付けば幻覚の渦の中
お前の罵倒が視界を鈍らせる
教室に潜む指名手配犯 今日も
その目は邪に黒く濁っている
嗚呼…
独り分の世界 闇に投げだされて
耳なりの声に苦しむ
嗚呼…
時代に置き去り 電話ボックス
世界と繋がれない
おい、何見てんだよ
しけた面した第三者
早くここから出してくれ
第三者に逃げた第二の自分
早くここから出してくれ
犯人はそこに居る
閉じこめられるのは
俺じゃないだろう?
嗚呼…
もうすぐお前も本物の殺人犯
それと同時に俺も同罪だろう
生き地獄の審判も地獄なんてね
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