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いちねん
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作詞 ォレンヂ |
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あの、「リストカット」からもう1年が経った。
あの時は、もうずっと、ずっと止められないだろうって思ってたけど、
次第にカッターを握る事はなくなっていっていた。
時が経つのは早いもので・・・。
でも、傷痕はまだ刻まれたまま。
もう一生刻まれたままかもしれない。
でも、それは私が一生懸命生きていた「証」だと思う。
あの時本当に、いなくなろうとしていれば、こうして今ここでこの詩を書く事もない。
でも、あの時からそんなに自殺願望があった訳でもない。
ただ、ただ・・・
気づいてほしかったんだろう。
私が辛い思いをしている、苦しんでいる・・・。
辛い時、悲しい時、気づいてくれる人がいなかったから・・・。
自己主張するしかなかったのかもしれない・・・。
でも、私は、「あの時」をしっかりと「過去」にできた。
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