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さくら
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作詞 KIMINOUTA |
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春が来て。ひだまりが笑う季節になったね。
桜並木では、そっと桜が散っている事でしょう。
暖かいせいで優しい何かに触れて嬉しい気持ちになって
響き渡るメロディーが遠くで何かを奏でようとしている。
*空は少しだけ高く、まだ肌寒い風が吹いて
さくらさくら咲き誇って、今春を告げた。
前まで暗かった夕方の空が明るくなったね。
桜並木では桜も、静かに時を眠るのでしょう。
通り過ぎるような時の流れに置いて行かれたようで
君の背中を追いかけようとする自分を見つける。
*心の闇を振り払えたら、世界だって明るく見えただろう
君を愛する事も人に優しくする事だって出来ただろうに。
錆び付いた想いに鍵を掛けて閉じ込めていた。
「好き」や「愛してる」なんて言えないし
僕は優しくないし、美しい訳じゃないからさ
ただ単に此処で生きていたいだけさ。
この季節が来る度、桜が散る度に思い出す
自分の存在はこんなちっぽけで、それでも必死に何かを掴もうとしてる事
此処に居るって事。
君に、逢いに行きたい。
今すぐにでも、伝えたい事があるんだ。君だけに。
*今桜散ってゆく。欠片となっておちてゆく。
言いたい事山ほどあるんだ。少しだけ、聞いてくれないか?
*何処かへ飛んでいくの?空を風に乗って度をするの?
僕みたいだね。彷徨って彷徨って。誰か大切と想える人に逢えるといいね。
さくらが散る度に解るんだ。一つ一つ全ての欠片が生きてるって事。
それと同時に気付くんんだ。自分もその一つの小さな欠片って事。
君を笑顔に出来るような、さくらになって、美しくありたい。
君は今、何処かでさくらを見てますか?
誰と見ていますか?
さくらは綺麗ですか?僕は君の心の中にいますか?
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