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Classic
作詞 Sin
懐かしい匂いと共に
風が吹いて途絶えた
笑顔を切り取った四角
色あせて かすんでいた

言葉は永遠を知らない
確かな在り処がないように
明日になればすぐに分かる
もう分からなくなっていることが

記憶の彼方へ飛んで行った
手紙を取り戻すことはできても
切り離されたその空間へは
もう誰も飛べないから

真実という虚構を受け止めて
明日に向かうしかない

窓辺に差し込む光
変わらないものだと思えない
多分この景色の主観は
季節を廻れば変わってく

十年後をもしも想像するなら
十年前を思い出すのだろう
そしてむなしさがこみあげてきて
未来がぞんざいなものに変わる

過去の物語を紐解けば
未来が分かる そんなこともある
だけど過去を思えば思うほどに
知りたくなってどうしようもない

曖昧な土台の上に立って
明日を望んでいく

誰も知りえなかった事実が
目の前に転がる今になった
思えば 遠くまで来たと
思い返す

記憶の彼方へ飛んで行った
手紙を取り戻すことはできても
切り離されたその空間へは
もう誰も飛べないから

真実が虚構というその意味を
明日につなげてみる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Classic
公開日 2012/08/29
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 過去には戻れないし、その過去にあった出来事の本当の真相なんて、その過去でしか見つからないことだって多い。過去って簡単に言うけど、一生戻ることのできない場所で、だから未来を見据えるしかない。でも一生戻ることのできない場所を思い出して、未来を見据えることだってできる。過去って、とても大事なものなんだっていう事をコンセプトに書きました。
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