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Between
作詞 Sin
名もない花たちは
生きていることすら知らず
夜風にあたる掌は
生きていることを知っている

小さな違いで大きな違い
知っているとは 怖いことで

笑ってること 泣いてること
それがすべて切り離されるとき
手を伸ばせばあったものたちが
こんなに遠くにあるんだ

上を見上げれば空
舌を見下ろせば大地がある
「当たり前」に告げること
ただ一つだけ「さよなら」

そして鳥のように羽ばたき
朽ちてゆく 体がある現実

「形の定義なんて意味がない」
そんなことない きっと意味がある
だってこんなにさみしいのは
触れられないものがあるから

近づけない 近づきたいけど
それが境界線ならば
受け入れようと言う理性

それすらすべて置いてきたんだ
持ってこられないものばかりだから
全て捨て去った後に振り向き
遠すぎる世界を眺める

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Between
公開日 2011/06/03
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 生と死はとても近いものに見えて、実は本当に遠いものなんだ、そういうことを歌詞にしてみました。死んだら生きていた場所になんてもう戻れないんだと、これを書いてて改めて自覚しましたね。精一杯生きないと。
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