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False Image
作詞 Sin
息が詰まる人ごみの中
落し物が見つからない
諦めて電車に乗る
その姿は小さくなって

明日も明後日もいつでも
見つけたいものがあったのに

一抹の不安がよぎる
それが今 目の前にやってきたとしたら
どうしようもなくなって
優しさの裏側へと歩いてしまう

守りたいものが小さいことに
気づかない今日

電話の受話器を手に取って
押すのは慣れた手つき
駅のホームで言った言葉
また使ったりしてみる

誰もが持ってる心は
いつでも正しいとは限らない

割り切ることができたのは
何気ない 一言があまりに怖いから
また空を見上げては
人ごみに隠れて手を伸ばすけど

何も気づいていないことに
気づかない今日

言えばいい 何度思っただろう
『もしも』なんて 何度言っただろう
電話の向こうの真実なんて
曖昧すぎて 甘すぎて

泥沼にはまったようにまた
変わらない 元気な声だけにして
夕暮れの帰り道歩きながら
泣いてしまう弱虫だから

何かに気付こうとしている
気づいたとき また泣くけど
偽りない明日

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル False Image
公開日 2011/03/08
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント ミディアムバラード的な。希望をもって田舎から都会に出たけど、何もできない自分がいて。でも誰にもそんな情けない自分をさらしたくなくて、嘘ばかりついて偽りの自分を作ってしまう、そんな感情を書いた歌詞です。
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