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pass all
作詞 Sin
写真はいつか燃えて
なくなってしまうから
ささやかな記憶と共に
しまっておくほうがいい

限界があるから 泣きたくなって
前向こうとした

確かなものがあるのなら
こんなに苦しくはない
どれだけ覚えていても
それがつながっているとは限らない

たくさんの笑顔があると
不安を覚えてしまう
窓から差し込む光に
身をゆだねていたいけど

未来があるから 現在(いま)が怖くて
手をつないだ

その温もりが怖くなったのは
忘れることを覚えるから
ならいっそその記憶だけを
宝箱にしまって いつか見つけたい

過ぎていく その現実に
目をそむけたくなる
緑が紅に変わるほど
十分な時間だったのに...

確かなものがあるのなら
こんなに苦しくはない
どれだけ覚えていても
それがつながっているとは限らない

今の時間が吸い込まれて
溶けてなくなりそうだから
分かり合える温もりだけ
宝箱にしまって いつか見つけたい

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル pass all
公開日 2010/11/21
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 全ては過去へ過ぎ去ってしまう。とどめておくことなんてできないし、そこにずっといるわけにもいかない。だけど覚えておくことすらあいまいで。そんな儚く壊れて消えてしまうような記憶を題材に歌詞を書きました。
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