|
|
|
握手
|
作詞 まっくろ |
|
今はとてもボロボロで
前は暗くて見えなくて
知らない間に錆びた
フェンスにぶつかってた
どうすればいいだろうか?
その答えはフェンスの向こう?
小さな頃はよかったなぁ
簡単にフェンスをすり抜けられた
本当に調子がいいから
自分へのメッセージも考えたりした
アノ頃のぼくと僕はつながってないまま
光を目指して走っていた ぼく
壁なんか何処にあるかも分からず
ただ走っていた
あの時光を手に入れたぼくは何故
僕にバトンタッチしたんだろう?
それは少しぼくが混ざっていたからかな
小さな僕にはわかりそうにもない
あの時握手した憧れの人とは
今でも会えていない
目指すものを消し去った僕には
もう憧れという輝きは残っていない
残されたのは使いきった切符
もっと進んでいけよ 僕
がんばったら休めよ 僕
当たり前のこと忘れるなよ
長い休みまで時間(とき)をカケてもいいさ
振り返ってもいいさ
このままでいろよ
そんなメッセージを受け取った僕は
ちいさくておおきいヤツに負けているなぁ
だけど憧れを見つけたよ
それはまぶしく輝くちいさな「きみ」だよ
注意書きなんてあるようでないようなもの
だから何も気をつけないで答えを探そう
走り出す前に一つ分かった
握手してたのは今の「ボク」だ!
|
|
|