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ヒタムキ
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作詞 シュウ |
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頬を切るような冷たい風が吹く
突き抜けるように、切り裂くように
ボクは走っている
吐いた白い息は冬の真っ黒なそらへとける
目的地はどこだろうか
なにがしたいのだろうか
答えは自分の中にあるのに取り出すことかなわない
だからボクは目的地をさがすために
いま走っている
答えを探すたびに深くなる霧
もがくように払いのけても走り抜けても
そのさきになにがあるのか なにもないのか
わかるわけもない
だからボクにはほかに出来ることなどない
走ること以外には
不安に押しつぶされそうな
暗闇に塗りつぶされそうな
ボクは心の中でひたすら願う
ただ一つの光がほしいと
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