|
|
|
白き朝
|
作詞 Z−WINE |
|
白き朝 いつものように各駅停車
いつものように乗り込む七時前
かの人の云う豚どもと同類の俺は
その境遇(きょうぐう)を憂(うれ)う暇(いとま)もなく
今日も車窓(しゃそう)流れる景色 茫然(ぼうぜん)と
ただ茫然と 眺(なが)めやり やがては
やがては短き微睡(まどろみ)へと陥(おちい)りゆく
ベルが鳴り響く 焦燥(しょうそう)にまみれて
ベルは鳴り響く 逡巡(しゅんじゅん)に紛(まぎ)れて
俺はいつまでこうやって生きてゆくのだろう
ベルが鳴り響く 葛藤(かっとう)をかさねて
ベルは鳴り響く 邂逅(かいこう)を挿(はさ)んで
俺はいつまでこうやって生きてゆくのだろう
いつまでこうやって生きてゆくのだろう
浅き眠りはまるで夢想(むそう)の如(ごと)く
目覚めれば現(うつつ)に還(かえ)りし時
蒼き空や 眩(まばゆ)き太陽 時折(ときおり)
また時折 仰(あお)ぎ見て いつもの
いつもの忙(せわ)しき戦場(いくさば)へと歩んでゆく
ベルが鳴り響く 生業(なりわい)を煽(あお)って
ベルは鳴り響く 幸(さいわい)を祷(いの)って
俺は明日もこうやって生きてゆくのだろう
明日もこうやって生きてゆくのだろう
白き朝 いつものように各駅停車
いつものように乗り込む七時前・・・
|
|
|