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鍵の空
作詞 Z−WINE
我 独り身の時に
異なる嗜好の知己より
手渡されし電脳文庫

小馬鹿にしながらも
暇潰しにと
始む

作りこまれし背景
稚拙さを思いながらも
何故か懐かしさを感ずる
暖かみある画
そして胸打たるる

囀るは
鳥の詩
紡ぎだされるは
強き悲しき少女達の
千年の物語也

「夢」の後半で引き込まれ
「夏」に言葉を失い
「空」にて溢れるもの抑えられず

読み終えし後
暫く
放心状態となり

作為的なものは多少感じつつも
それでもこの感動は
まごうことなきもの
我 憑かれたように
別の媒体まで
買い漁る始末
追復曲 ひとつ 家族迄も

あれから月日も経ち
所帯も拵え
日常の忙しさに追われし身
二度と省みることも
ないだろうけれど
いつまでも
心に残りししらべ
青空
夏の影

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 鍵の空
公開日 2008/10/23
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 衝撃を受けたノベルゲー。わかる人はわかるw
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