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月が微笑う
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作詞 Z−WINE |
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つきあいであんま気乗りしない酒かっくらって
早めに切り上げ駅に辿り着きゃ
「またか」の事故で一時間の待ちぼうけ
早く帰って眠りたいってのによ
そんな時に限ってこんなもんさ
体調があんまよくねえんだこないだから
少しだけど血ぃ吐き出しちまった
やりたいことやんなきゃなんねえこと
まだ沢山あるんだってえのによ
ったくよう ざまあねえな
たとえば明日命を落としてしまったとしても
そりゃあそれまでの人生だったってこと
そんな風に割り切れるのなら
それが一番いいさ
だけどおいらの重たい荷物は
凍えた心体あっためてくれるから
そう簡単には降ろせないんだ
少しばかり休むとしようか
目が回ってら
帰りの夜道とろとろ歩けば煌(きらめ)く月が
なんだかおいらを見つめている気がした
そしてやさしく微笑いかけてる
そんな気がしたのさ
荷物抱えたおいらの旅路は
今宵も月が見守ってくれるから
そうやすやすとはくたばらねえぜ
大丈夫まだ歩いていけるぜ
月が微笑ってら
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