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死への畏怖,されど憧憬
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作詞 Z−WINE |
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OZAKIよ
あなたがまだ
この世に這い蹲っていたならば
今はどんな唄
歌ってたのかな
歌えたのかな
20代半ば過ぎで
召されちまったけど
それが
あなたの
寿命だったんだろなって
運命だったんだろなって
なんとなく
思えるんだよ
今は
俺の
寿命は
いつ頃
来んのかな
明日
死んじまうかも
知れないしよ
その日が来るのが
怖くないって言ったら
ウソになっちまうな
まあ
できるだけ
悔いの残らぬよう
「生活」ってえナマクラ野郎と
ツラ突き合わせて
魂を
なだめすかして
時には暴れさせて
なんとか
やっていくさ
OZAKIよ
時々
あなたの唄を
口ずさみながら
自問自答を
繰り返してるんだ
「俺は這い上がれたのだろうか」
「俺は辿り着けたのだろうか」
俺はさ
這い上がれたような
気はさ
ほんの
ほんの少し
ほんの少しだけ
してるんだ
だけど
辿り着けるのは
おそらく
死ぬ時だ
まだくたばるわけには
いかねえけどよ
もうちょっと
生きてくつもりだけどよ
そん時は
笑いながら
死にてえなあ
笑いながら
ああ
笑いながら
死にてえなあ
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