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振り払う,黒い予感
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作詞 Z−WINE |
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幼いころに死んだ叔父
交通事故で亡くなった僕の母の弟
生まれて初めて遭遇した
人の死体
僕は何にもわからずはしゃいでいたんだ
どうしてなんだろう
どうして今頃になって浮かぶんだろう
あのときの顔
安らかそうに見えた死に顔
廻りの人のすすり泣く声
そして
あなたの
憔悴しきった顔
誰かの詩の言葉を借りるなら
そう 血が泣いていたんだ
でもどうして今頃
それを思い出すんだろう
どうして
嫌な事は考えたくない
黒い予感を振り払って
何も考えてなかったふりで
いつものように
僕は
あなたに
話しかける
僕の顔さえ
忘れかけている
あなたに
笑顔を
繕って
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