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あるもの ないもの
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| 作詞 human |
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この世界に
「違い」が無かったら
争いなんて 無くなるだろう
「境」が無かったら
全ての人が 一つになれただろう
「個性」が無かったら
自己主張も 無くなるだろう
「愛情」が無かったら
この暖かさも 知れなかったろう
「悲しみ」が無かったら
この愛の意味も 分からなかったろう
「他人」が居なかったら
生まれることすら 出来なかっただろう
「寂しさ」が無かったら
誰を求めることも 無くなるだろう
「意味」が無かったら
生まれた罪を なすりつけあっただろう
「感情」が無かったら
僕は１人で 生きていけるだろう
「言葉」が無かったら
誰にも自分を 分かってもらえなかっただろう
「僕」がいなければ
この世界は無くなるだろう
僕が見ているこの世界は
僕以外には パラレルワールドだからだ
目を背けたい現実たちが
目を開けたら広がっていて
脳が活動をやめたとしても
翌朝にはまた動き出すんだ
そして現実は現実のまま
僕の世界の一部を構築して
心臓の動きを停止させても
来世はまたやってくるんだ
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