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「爪先」
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作詞 てぃーてぃー |
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過去のことを忘れようとしても
心の底に自分は沈んでいて
掬おうにも粒は零れる
裸足で大地を感じて
爪先の角度ずらしてやれば
なにか見えるだろう
此処から足跡にもならない足跡を
消しに行くことは出来ない
これまでの自分も自分として横を見てみよう
ボタンを一つ一つ留めていき
白に包まれたこの身体じゅう
色はなくとも汗で染める
この手で何か出来るなら
感覚の世界で生きるまで
皮ふで知り尽くそう
此処から足跡にもならない足跡を
消しに行くことは出来ない
次の一歩から土踏まずまでも残るように
少しずつ大きくなっていた足跡を
消しに行くことは出来ない
そしてこれからも忘れられない季節を過ごす
此処から足跡にもならない足跡を
消しに行くことは出来ない
これからの爪先の角度を少し変えてみよう
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