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作詞 コハル
手渡された暗い曲をまじまじと見つめた。
相手は善意で渡したのだろうが
僕は今すぐ捨ててやりたかった。


青いパッケージにその曲は落とされていた。
捨てることもかなわず、その勇気さえないまま
僕はただくるくると回転させる。


鉄道の歌は、CDから絶えず流れる。
僕に、何を言いたいのかもわからないまま。


僕らは、空から墜ちてくる言葉たちに
嘆きも、哀愁も、求めてはいないのだろう。
全ては幸せに、なるが為に聴いているのに
哀しさを押し付けるのは迷惑なだけだ


目の前に落ちてる、全てのことを
拾えぬまま、歩いてきたから
愚かと呼ばれても否定することは出来ないのか。


鉄道の歌の終わりを告げて、ギターが止まる。
わからないことは全て、肌で感じた。


僕らは、同情などと無縁でいたいのだろう。
幸せや、愛情のそばに寄り添いたいから。
それでも、出会えないと頼りきってしまうだろう。
それほど、人とは弱く脆いのだから。


人は人間は考える葦というけれど
葦ほどの強さを僕らは持てているのだろうか。


僕らは、空から墜ちてくる言葉たちに
嘆きも、哀愁も、求めてはいないのだろう。
全ては幸せに、なるが為に聴いているのに
哀しさを押し付けるのは迷惑なだけだ


それでも人は哀愁に頼ってしまうのだろう。
僕らは寄り添ってこそ、生きていけるのだから。
哀しい曲は何時しか応援歌になる。
そしたらそのときは、心から好きになってやりたい。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル
公開日 2007/03/14
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント アコギとあわせたら合いそうな歌詞にしてみました。
エレキでも、かっこいい叫ぶ感じになれば…いいなあ。
コハルさんの情報













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