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perfect picture(完璧な絵)
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作詞 MAYBE |
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少しでも
完璧に近づきたくて
こうではない
ああでもないと
色を塗り重ねる
遂に限界を超えたのか
紙が 黒くなってきた
色を塗れば塗るほど
理想から離れていく
傍で見ている君は
僕とは反対に
笑っている
「疲れたでしょう、休もう」
と君は僕に言いながら、
僕の肩を揺さぶる
「止めてくれ。
そして遠くへ行ってくれるか?」
と僕は彼女に言った。
次に筆を持った時には
もう 君は居ない
少しでも
完璧に近づきたくて
こうではない
ああでもないと
色を塗り重ねる
遂に限界を超えたのか
紙が 汚くなってきた
色を塗れば塗るほど
理想から離れていく
絵を描いている僕は
写真の中の君とは反対に
泣いている
「帰ってきてくれ。」
僕は、何度も
そう言った
「傍で笑っていてくれ」
僕は、何度も
そう言った
筆を置き
顔を上げれば
傍には 笑う
君の顔があった
僕の絵を支えていたのは
君だった と気付いた
君は笑い顔で僕に
「完璧なんてありえない」
と言う。
「完璧人間がもし居るなら、
それは怪物だ」
と君は馬鹿な事を言う。
そうだな
それでいい
僕に完璧な絵は描けない。
僕に完璧な絵は描けない。
何故なら、完璧なんてありえないから。
何故なら、完璧なんてありえないから
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