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夏深し
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作詞 離れ島 |
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翠の風が吹き抜ければ
夏夜の魔法にいつの間にかかかってる
あなたの屈託無い笑みが
終わりなど来ないように感じさせる
そこには曖昧でそれでいて無理のない想いがある
Ah~花火に浮かぶ横顔
Ah~祭囃子に紛れて
Ah~虫の音が近づいて
Ah~離さないのは右手
誰かが星をばら撒いた
山は気を使ってそっと寝息を立てる
川の畔での口付けは
宵闇を灯す蛍を呼び寄せる
まるで夢の中泳いでるようでも確かな想いがある
Ah~子のようにはしゃぐ横顔
Ah~屋台の匂いに誘われ
Ah~浴衣の袖が笑って
Ah~離したくない右手
そこには素直な僕がいてあなたへの想いがあるのに
Ah~すっと鳴り止んだ風鈴
Ah~ソーダ水を飲み干して
Ah~次の季節の気配がして
Ah~離してしまった右手
翠の風が吹き抜ければ
夏夜の魔法はいつの間にか解けている
あなたの最後の笑みは
きっと教えてくれた夏の終わりを
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