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退屈しのぎに
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作詞 離れ島 |
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僕らは何か証を残したがる
でもさ残酷なほどに忘れられるんだ
萎(しな)びた果実のような想いがある
でもさ今も大事に胸にしまったまま
その鈍くなった心臓が窮屈そうに動いてる
理想を描け 思ってるよりお前はちっぽけだけど
誰より飛び出して この空より広がって
オーライいいさ 朝でも夜でも張り切っちゃっていいから
限りある時間 信じ込ませてくれよ 無限大の可能性を
ほら君に形容詞はいらないや
そうさその笑顔で十分満たされてんだ
時に生々しく傷つけ合うこともある
でもさ互いの弱点を好きになれたらいいな
その黒くなってく心臓が久しぶりに弾んでる
理想を描け 思ってるよりお前は醜いけど
誰より優しくて この海より深くて
オーライいいさ この際恥も見栄も君にあげちゃうから
滑らかな感情 受け取ってくださいな 僕の愛しい人として
不満や不安を探すことが上手なんだから参っちゃうね
そのくせやること多いから呆れ顔に蜂だよ
でもさなぜか退屈なんだ なんか物足りないんだ
僕の底を抉(えぐ)り取るような 突き抜けるような あれが欲しい
理想を描け 思ってるよりお前は悪くはないさ
昨日より開き直って ちょっと明日ににやけて
オーライいいさ そう退屈しのぎに理想を描いたって
なだらかな日常 そう思えることが きっとお前の理想なんだろ
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