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声(訂正版)
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作詞 志一 |
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命がいつか果て逝くことさえ
僕らは忘れてしまうほど
生きてることが当然で
もう死んでしまいたいとか
もう生きていたくないとか
何度も何度も口にしたけど
長い夜をさ迷って
朝を迎えられなかった
命を目にして思ったんだ
痛いとか苦しいとか
それさえ口にできずに
長い夜が明けるのを
ひたすら祈った
あなたのこと
ずっと僕は忘れないよ
今胸にある姿は
もう声が聞けないあなただけど
思い出すよ
何度だって
涙枯れ果てたっていいから
あなたの声が聞こえたならば
直ぐに振り向けるようにね
ねぇどうして人はこんなにたやすく
居なくなっていくものなのだろう
当たり前が当たり前でなくなる瞬間
労わりの言葉も言えず
感謝の言葉も言えなかった
伝えなきゃならないと思っていたのに
長い夜が闇を孕んで
新たな朝を生んでいくよ
何気ない日々は続いていくんだ
痛いとか苦しいとか
それさえ口にできずに
長い夜が明けるのを
ひたすら祈った
あなたのこと
ずっと僕は忘れないよ
今はこの事実さえも夢のようで
信じられずにいるけれど
語りかけるよ
何度だって
日々の中での新たな出来事
あなたに聞かせたかった言葉の数々
僕の声は届くのかな
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